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ゲストスピーカー「ネパリ・バザーロ」さん

  • 執筆者の写真: FairtradeLab 青山学院大学
    FairtradeLab 青山学院大学
  • 2020年11月9日
  • 読了時間: 2分

10月12日(月)

ネパリ・バザーロさんをゲストスピーカーとしてお迎えし、お話を伺いました。



ネパリ・バザーロさんはネパールの子供たちの教育支援を目的として1991年に活動を開始され、現在もその活動を行っています。

ネパールの現状は、多民族国家で今もなお階級制度が残っており、先住⺠族や貧困世帯の子どもや障がいのある子どもや女性などの社会的立場が確立されていません。また、仕事によって所得(職業カースト)や識字率に大きな差があります。また、児童婚や児童労働の事例がたくさんあります。ネパールの現状は私たちの生活とはかけ離れていますが、それを知ることだけでも活動の意味があるとおっしゃっていました。


ネパールで学校に通えない子どもたちが多い原因は、家庭環境の貧困にあると考え、この貧困改善のために仕事の機会を創出する活動を現地で行っています。


その活動の基本として、援助ではなく、現地の人々の自立を支援すること、また持続性や女性の社会的地位向上を考えて活動しています。主にハンディクラフトの継続輸入や持続性を考えた現地材料を生かした商品開発などを行い、現地の方の経済的自立だけではなく、精神的自立にも繋がるような活動を行っています。


国内で行う活動では、障がいのある方たちなど、立場の弱い人々の仕事づくりにもこだわるNPO 法人ベルダレルネーヨと協働し、生きていける社会の実現を目指しています。

2011 年 3 月 11 日の東日本大震災以降、被災地支援を続け、ネパールでの経験を活かした⻑期的取り組みとして、被災地の方々と共に地元の素材を活かした商品の製造販売による地域復興にも取り組んでいます。

2017 年には、沖縄の将来に向け新しい産業を興そうと『沖縄カカオプロジェクト』をスタートしました。




今回の講義で、相手国の生活をより豊かにしようと思って、自国の進んだ技術を持ち込んで発展させようとするのがその相手国にとって必ずしも良いとは言えないということに気付かされました。全てを支援するのではなく、今後その国が支援を頼りにせずとも自立していくことが出来る環境を一緒につくっていくことが何よりも大切であると思います。その為に私達が出来る第一段階として、相手の国の現状と課題を知り伝えることであり、そこから学びを深めていくことが重要だと考えました。

 
 
 

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